テレワーク!「仕事がデキる空間」の作り方!
通信速度が20倍に進化する5G時代が到来!これにより、出勤せずに自宅やサテライトオフィス、外出先などで仕事をする新しい働き方「テレワーク」が加速すると言われています。
その中でも特に関心を集めているのが在宅勤務。新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けて多くの企業が導入し、その人口が急増しています。
在宅勤務で問題となるのが仕事の環境。生活の場で仕事をすることの難しさに直面する人も少なくありません。今回は、「仕事がはかどる空間」作りのポイントをご紹介します。
仕事空間を作るポイント
子どものいる在宅勤務経験者から、「Web会議中に子どもの声が相手に聞こえないよう、家族全員で息を殺して過ごした」といった声が多く聞かれます。
そうした状況を改善する大きなポイントは、次の2つです。
① ゾーニングで専用スペースを作る
集中して仕事ができ、かつ家族の負担を減らすには、まず仕事専用のスペースを設けることがポイントです。個室の確保ができなくても、家具を間仕切りとして活用すればリビングでのゾーニングが可能です。狭くてもいいのです。
市販の間仕切りを活用するのも手。スリムでスマートにゾーニングできます。インターネットで「突っ張りパーテーション」で検索すると、天井と床に突っ張り棒で固定するタイプのものが多数見つかります。
防音対策をするなら、突っ張り棒に遮音カーテンをかけるだけでも効果があります。市販の防音パーテーションが比較的リーズナブルに購入できて便利です。
②机の配置を工夫する
在宅勤務はデスクワークが中心です。そこで、机の位置を見直してみましょう。作業の効率アップにつながるだけでなく、快適な環境作りにも役立ちます。
明るく開放的なスペースが好みなら、窓を背にして机を配置すれば、背後から優しい自然光が差し込んで手元も明るくなります。
パソコンの画面が光で見づらくなる場合は、レースのカーテンなどを付けるとよいでしょう。
机が窓際にある場合は、外の景色が見えるため集中力が低下するという人もいます。ブラインドやロールスクリーンを設置してみましょう。
インテリアの注意点
スペースが確保できたら、次は快適なインテリアにチャレンジしましょう。ポイントは3つあります。
① 仕事に適した照明を選ぶ
まず、照明を見直してみます。電球には使用目的に応じて様々な種類がありますが、仕事場には集中力を高める効果があるとされる「昼光色」が適しています。蛍光灯のような、白くすっきりした光が特徴です。
眼精疲労を軽減するには、空間全体を照らすシーリングライトとあわせて、手元を照らすスタンドライトを置くのがおすすめです。
② 椅子には予算をかけよう!
長時間のデスクワークは体に負担がかかります。疲労を左右するもの、それはズバリ、椅子です。他の予算を抑えても椅子にはこだわりたいところです。
体に合った椅子を選ぶと疲れにくく、腰痛や肩こりの防止になり、作業効率もアップします。
③ 仕事専用のコンセントを増設!
仕事では照明、パソコン、プリンター、ルーター、携帯電話など多くの電気製品を使用します。デスクの近くに仕事専用のコンセントを増設すると作業効率がアップし、コードをひとまとめにできるので見た目もすっきりします。
快適スペースで、在宅勤務のストレスを軽減する!
2017年、韓国・釜山大学のロバート・ケリー教授が自宅の書斎から生中継でテレビ取材を受けていた時、幼い子どもたちが次々に入ってきて、慌てた母親が子どもを小脇に抱えて引っ張り出す映像がそのまま流れ、インターネットで大きな話題となりました。
在宅勤務にはハプニングがつきものですが、楽しみながら快適な仕事空間を作ってみませんか?