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あんしん住宅購入術
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更新日 : 20/04/22

災害にも強い!「レジリエンス住宅」って何?

ここ数年、メディアを通じて「レジリエンス」という言葉を見聞きするようになってきました。

もともとは物理学の用語で「外から力が加わった時、跳ね返して元に戻ろうとする力」という意味があります。

それが「回復力」「復元力」「逆境力」などと訳され、心理学や医学を始め幅広い領域で用いられています。

住まいの分野でも「レジリエンス住宅」が注目を浴びつつあります。いったいどんな住宅なのでしょうか?

レジリエンス住宅とは

「レジリエンス住宅」に具体的な定義や基準などはありませんが、もっとも期待されているのは災害への対応力です。

ひとたび大型台風や大地震が発生すると、ライフラインが途絶えてしまうケースは少なくありません。

電気やガス、水道が使えない生活を余儀なくされると、物理的な不便さと、精神的な不安やいらだちという2重のストレスにさいなまれます。

レジリエンス住宅は、ライフラインが復旧するまでの間、太陽光発電や蓄電池、LPガスを使った発電システムなどによって自立的にエネルギーを創り出し、災害前に近い状態で生活できることを目指しています。

1カ月間、電力を自給できる住宅も

実際のレジリエンス住宅とはどのようなものなのでしょうか?

現在、商品化されているのは戸建て住宅で、なかには災害時の情報源として欠かせないテレビ、食料を保存するための冷蔵庫、最低限の室内照明に使う電力を1カ月分程度作り出すことが可能というものもあります。

ほかにも次のように工夫されている住宅があります。

●雨水の貯水タンクの設置

普段から雨水を貯めておき、断水時のトイレや洗濯に使用することができます。

●備蓄用の大型収納

飲料水や非常食、トイレットペーパーなどを大量に備蓄しておける収納スペースを設けている住宅もあります。

●LPガスボンベの設置

都市ガスが途絶えてもコンロが使えるように、LPガスボンベを設置。災害時、温かい料理が食べられることは元気をキープする上で重要です。

●地震に強い構造

大地震後、繰り返される揺れを想定して耐震、制震性を高めている住宅もあります。

●地域の避難拠点として、スペースを確保

電気やガスが使えない近隣住民に食事を提供したり、集まったりすることができるよう、オープンスペースを設けている住宅もあります。

東日本大震災の際、ライフラインが9割以上の世帯で復旧するまでには、電気が1週間、ガスが5週間、水道が3週間かかりました(厚生労働省発表)。

レジリエンス住宅への注目は、今後ますます高まっていくのではないでしょうか?

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