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更新日 : 19/08/23

「内断熱」と「外断熱」、住み心地はどっちがいい?

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マンションの躯体(鉄筋コンクリート壁)には、断熱が施されています。断熱性が高い住まいは、夏涼しく冬暖かく、光熱費が節約できて環境にもやさしく、良いことずくめ。断熱方法には「内断熱」と「外断熱」があるのはご存知でしょうか? それぞれの工法の特徴についてお話しします。

「内断熱工法」の特徴

断熱には鉄筋コンクリート壁の内側に断熱材を施す方法と、外側から断熱材で覆う方法の2種類があります。

前者を「内断熱(工法)」、後者を「外断熱(工法)」といいます。

「内断熱」は、日本のマンションの多くが採用しているポピュラーな工法で、コストがリーズナブルというメリットがあります。 しかし、断熱材は内側に施され、断熱効果が室内に限定されるため、デメリットも生じます。

たとえば、外壁の鉄筋コンクリートが暑さや寒さを取り込むため、断熱材の内側(室内)と外側で温度差が生じ、結露ができやすくなり、カビの原因になることもあります。

また、外壁が常に外気にさらされて膨張と収縮を繰り返すため、後述する「外断熱」に比べると、劣化のスピードが速いと言えます。

「外断熱工法」の特徴

「外断熱」は外壁そのものを断熱材で覆うため、外気の影響を受けにくく、断熱効果は「内断熱」より高いと言えます。建物内の温度差によってできる結露が生じにくいというメリットもあります。また、躯体が熱気や冷気から守られるため、劣化のスピードを遅らせることもできます。

最大のデメリットは、コストが高いこと。「内断熱」より1割以上は高額になります。

断熱性能の良いマンションを選ぶには

ここまで読むと、「外断熱のほうがいい」と感じるかもしれません。たしかに、断熱性の高さは「外断熱」に軍配が上がります。欧米では「内断熱」より一般的な工法です。

しかし、日本ではコストの高さがネックとなり、ごく一部の高級マンションや北海道などの寒冷地を除いてはあまり用いられていません。

したがって、「内断熱」か「外断熱」にこだわらず、断熱性能に優れたマンションを選ぶ目安として、「住宅性能評価制度」を活用することをおすすめします。

「住宅性能評価制度」とは、国土交通省に登録された第三者機関が住まいの構造や性能を評価し、点数(等級)を付ける制度です。

評価項目は耐震、遮音、バリアフリー、防犯など10分野に及びますが、その中で断熱性能を示す「断熱等性能等級」が最高レベルの4であれば安心といえます。

評価を受けているマンションは広告に記載がありますので、確認しましょう。

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