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更新日 : 19/08/02

「固定期間選択型」は、なぜ「10年固定」が人気なのか?

固定期間選択型とは、借り入れ当初の一定期間だけが固定金利、その後は変動金利に切り替わる住宅ローン。

変動型の「低金利」と固定型の「安定」という両者のメリットを兼ね備えたものとして人気を集めています。

固定金利の期間は5年以下〜20年以上までさまざまな商品がありますが、最も人気が高いのは「10年固定」です。今回は、なぜ10年固定が人気なのか? またメリットとデメリットについてもお話しします。

「10年固定」の貸出額はダントツ多い

一般的に、固定期間選択型ローンでは、「10年固定」が人気だと言われています。実際のところどうなのでしょうか?

ここに、国土交通省が全国の民間金融機関を対象とした調査結果があります。

平成29年度(2017年度)中に、新規に貸し出された固定期間選択型ローンの「固定期間」と「貸出額の割合」は図のとおりとなっています。

「10年固定」の貸出額の割合が突出していることからも、人気の高さがうかがえます。

図.固定金利期間別の新規貸出額の割合(平成29年度)

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固定期間選択型は、教育資金の貯蓄がしやすい

固定期間選択型は、「少しでも低金利のローンを利用したいけれど、変動型はリスクが高そう」と考える人に多く支持されています。

固定期間中は金利の変動に一喜一憂することなく決まった額を返済できるので、安定した資金計画を立てることができます。

たとえば、子供が小学校に入学するタイミングで住宅を購入するケースは多いですが、高校入学までは最短で9年、大学入学までは12年あります。

「しっかりした資金計画を立てて、ローン返済と教育資金の貯蓄を両立させたい」「子供の大学入学までに資金を準備しておきたい」と考える人にとって、「10年固定」は魅力的だといえます。

そのようなニーズを反映して、多くの金融機関では競うように「10年固定」の金利引き下げが行われており、なかには変動型とほとんど変わらないところもあります。

固定期間終了後も一定の優遇金利が適用されるローンもあり、返済額の増加リスクをある程度カバーできることも選ばれやすさの一因でしょう。

「10年固定」のメリット・デメリット

「10年固定」の最大のメリットは、次の2点です。

・固定金利の期間が10年と長い

・全期間固定型より金利が低い

この2点は、前述のような教育資金の準備だけでなく、繰り上げ返済をしたい人にとっても好都合といえます。

固定金利の安心感のなかで計画的に貯蓄し、着実に繰り上げ返済をして元金を減らすことができます。

一方、デメリットは固定期間終了後、ほとんどのケースで金利が上昇することです。

10年間限定で適用されていた優遇金利が終了するため、「急に返済額が高くなった」と感じる人もいるようです。

このようなリスクを軽減するには、固定期間中の繰り上げ返済が有効ですが、月々のローン返済、教育資金などの貯蓄、繰り上げ返済の3つを並行して行うことになるため、資金計画をしっかり立てることが必要です。

ファイナンシャルプランナーやローンアドバイザーなどに相談してみるのもおすすめです。

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