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あんしん住宅購入術
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更新日 : 19/08/02

私たちの暮らしを変えるIoT住宅とは?

近年、「IoT」という言葉を見聞きするようになりました。IoT(Internet of Things)とは、あらゆるものがインターネットでつながることを言います。

クリック一つで買い物や振り込みができるのも、私たちがインターネットを介してお店や金融機関とつながっているからです。

住まいも例外ではありません。今回は、新しい住まいのあり方として注目を集めている「IoT住宅」とはどんなものかご紹介します。

IoT住宅とは?

少し前まで、住まいの中でインターネットにつながっているものといえば、PCやスマートフォンなどのIT機器に限定されていました。

しかし、今ではさまざまな家電や照明、ドアなどもインターネットとつながり始めています。

これにより、直接手動で操作しなくても、オートコントロールや外出先からの遠隔操作などが可能になります。こうした住宅をまとめて「IoT住宅」と呼んでいます。

ちょっと近未来的なイメージがあるかもしれませんが、すでに実際の家電製品や住まいに取り入れられているものが多数あります。

どんなことができるの?

「IoT住宅」で実際にできることを具体的にご紹介していきましょう。

●室内温度・湿度の自動コントロール

温度・湿度センサーがエアコンや空気清浄機とインターネットでつながることによって、部屋の湿度や温度を無駄なく快適な状態に保つことができます。

●セキュリティ機能

不在時に住宅の敷地内や室内で不審な動きがあった場合、すぐに録画を開始してスマートフォンに通知したり、警告音を鳴らして退散させることが可能です。

●見守り機能

室内の照明のオン/オフやエアコンの作動、玄関ドアの開閉といった動きがない場合、アプリや指定されたメールにアラートが届けられます(設定した時間内)。

これによって、遠隔地にいても一人暮らしの高齢者の見守りができます。

また、留守番中のペットや帰宅後の子どもの様子も、外出先からスマートフォンで簡単に確認することができます。

●ドアの施錠コントロール

スマートフォンで、遠隔地からドアの施錠・解錠が可能です。

●家の中のあらゆるものを遠隔操作

IoTにより、さまざまなものが遠隔操作できるようになります。たとえば次のようなものです。

・外出先から消し忘れた照明を消灯

・帰宅時に合わせて照明を自動点灯

・帰宅時に合わせて、外出先からお風呂のお湯張り

・朝、カーテンを決められた時間に自動で開く など

IoT住宅にするためのポイントは?

住まいのIoT化は、新築住宅に限らず、既存の住宅でも可能です。

国土交通省が主催する「IoT技術等を活用した次世代住宅懇談会」(2016年~2017年開催)では、IoT技術を住宅に導入するにあたり、新築の家の設計や家選び、またリフォームの際に配慮すべき点として、次のようなポイントを挙げています。

・設計や構造は、手入れや掃除がしやすいものに

・設備機器の配置はメンテナンスがしやすい位置に

・機器の設置やアップデートに対応するため、コンセントや配線容量を多めに確保

・外壁は無線通信を遮断し、内壁は無線が透過しやすいものに

・家の中を無線が飛びやすい間取りに

・ロボット掃除機など移動型の機器に対応するため、床はできるだけフラットに、ドアは引き戸に

なお、IoT化するには設備、配管・配線まで記載した図面情報が必要になることがあるため、きちんと管理しておきましょう。

インターネットが急速に私たちの暮らしに浸透したことを思えば、これからの住宅建築や購入、リフォームをする際は、将来の「住宅のIoT化」に備える視点が不可欠といえるでしょう。

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