LIXILリアルティ.comスマートおうち探し

あんしん住宅購入術
LINEで送る

更新日 : 19/01/06

「抵当権」って何?

3a4d365384c6ca7a51bba458df4c04ba_s

不動産を住宅ローンの担保にする権利

金融機関に住宅ローンの申し込みをすると、契約上、必ず「抵当権」の設定が求められます。

お金の借り入れを行う時以外、あまり耳にしない言葉なので、内容はよくわからないという人が多いのではないでしょうか。

お金を貸し出す立場の債権者(主に金融機関)は、債務者(借りる人)の返済が滞ってお金が戻らければ、その分損害が発生します。

そんなリスクを回避するため、金融機関は住宅ローンを貸し出しする場合、債務者に対して、貸したお金に見合うだけの不動産(住宅ローンの場合は家と土地)を担保にし、返済が滞った場合はお金の代わりに物件を差し押さえますという契約を結びます。

これが「抵当権」です。

 「抵当権設定登記」によって、国から権利が保証される

抵当権の設定は、書面で契約を結ぶだけでなく、必ず国の機関である法務局に抵当権がつけられたことを届け出る「抵当権設定登記」をします。抵当権は1つの不動産に対して複数設定することが可能です。

住宅ローンの貸し出しをした金融機関は、「抵当権設定登記」をしておくことで、債務者の返済が滞ると優先的に差し押さえできる権利を国に保証してもらうことができます。

抵当権設定の手続きは一般的に金融機関と提携している司法書士が行うため、債務者が法務局に出向く必要はありません。

「抵当権設定登記」には、「登録免許税」がかかります。「登録免許税」の金額は、借入額×0.4%です。一定の条件をクリアして住宅用家屋の軽減税率が適用された場合は、借入額×0.1%となります。

「登録免許税」のほかに、司法書士への報酬(約3~10万円)も必要となります。

◆抵当権がついた物件は、売却できる?

住宅ローンを組んで物件を購入すると、土地と家に対して抵当権がつけられます。原則として、抵当権がついたままの住宅は、売却したり建物を取り壊したりすることもできません。

正しく言えば、売却することが禁止されているわけではありません。しかし、抵当権が付いた不動産では買手がつかず、取引が成立しない場合がほとんどです。それは、売主が住宅ローンを返済できなくなると、その不動産は競売にかけられるリスクがあるからです。

では、住宅ローンを完済した場合、抵当権はどうなるのでしょうか?

返済が完了すれば、当然、抵当権は不要になるため、抵当権設定登記を抹消する届け出をする必要があります。これを「抵当権抹消登記」といいます。

通常、住宅ローンを完済すると、銀行から抵当権を抹消するための書類一式を渡されます。抵当権抹消登記の方法は、司法書士に依頼する方法と、自分で法務局へ出向いて届け出をする方法があります。

抵当権の抹消手続きに特別な期限はありませんが、完済後はできるだけすみやかに行うことをおすすめします。

ページの一番上へ