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あんしん住宅購入術
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更新日 : 18/12/25

「安心R住宅」は、どう安心なのか?

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中古住宅選びにつきまとう「不安」を解消

中古住宅は「品質」「見た目」「情報量」にばらつきがあるため、選ぶ際には「本当にこの住宅は大丈夫?」という不安がつきまとうことが少なくないでしょう。

その不安を解消し、安心して中古住宅を選べることを目指して、2018年4月1日に「安心R住宅」制度がスタートしました。これにより一定の要件を満たせば、「安心R住宅」の認定を受けることができるようになりました。

どんな要件があるのか、具体的に見ていきましょう。

1.新耐震基準を満たしている 

まず、「一定の耐震性を有する家」の目安となる新耐震基準を満たしていること。新耐震基準とは、建築基準法で定められた基本的な耐震基準で、震度6強~7程度の揺れでも倒壊しない構造基準とされています。

具体的には、次のいずれかに該当する住宅です。

・1981年(昭和56年)6月1日以降に着工した住宅

・1981年(昭和56年)5月31日以前に着工した住宅のうち、耐震診断により安全性が確かめられたもの

2.インスペクションを実施し、構造上の不具合をクリア

「安心R住宅」と認定された住宅は、売り出す前にインスペクション(建物状況調査)が行われ、基礎や外壁などのひび割れ・雨漏りの有無などの不具合について確認が済んでいます。

インスペクション行った結果、これらの不具合が見つかった場合は、修繕したうえで販売されています。

3.瑕疵保険に加入できる基準に適合

既存住宅売買瑕疵保険(以下、瑕疵保険)に加入すると、購入後、住まいに瑕疵が見つかった場合、一定期間内であれば修繕費用が支払われます(保証期間は保険会社により異なります)。

通常、瑕疵保険に加入するには、事前現況検査を受けて構造耐力上の主要部分(屋根、基礎、外壁、土台など)や防水性能、給排水管路などの基準をクリアしなければなりません。

「安心R住宅」は、この検査基準も満たしたものになっています。

4.リフォーム実施済み、またはリフォーム提案書付き

「見た目の古さ・汚さ」によって、中古住宅に抵抗感を持つ人は少なくありません。

「安心R住宅」は、①リフォーム工事を実施し、きれいな状態で販売、または、②リフォーム工事は行わないが、リフォーム提案書を付けて販売、のいずれかになります。

購入者にとっては、以下のメリットがあります。

①リフォーム済みの場合

外装、主な箇所の内装、水回りの現況など多数の写真を広告に掲載することが定められているため、購入検討の際に役立ちます。

②リフォーム提案書付きの場合(リフォーム未実施)

提案書には購入者が行うリフォーム工事の内容、工事後のイメージ、費用などが明記されます。

5.住宅に関する情報が明示される

中古住宅を選ぶうえで、これまでに実施された点検や修繕の履歴、保証内容、省エネ性能などを知ることは大変重要です。

「安心R住宅」は、下記の情報について、「有」「無」「保管状況不明」のいずれかが開示されます。さらに不動産会社を通じて、「有」とされた情報の詳細を知ることも可能です。

 〈提供される情報〉

プレゼンテーション1

 

※詳細は国土交通省「安心R住宅」

http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk2_000038.htmlをご覧ください。

6.マンションなら、管理規約と長期修繕計画がある

中古マンションの購入を検討している人は、「管理の良し悪し」もぜひ知りたいところでしょう。管理状態を知るうえで、管理規約や長期修繕計画があるかどうかは必須とも言える情報です。

「安心R住宅」のマンションは、「管理規約および長期修繕計画があること」も要件になっています。これらの内容は、不動産会社を通じて情報開示を求めることができます。

以上のように、中古住宅でも安心して購入できるよう、「安心R住宅」として認められるための条件が定められています。中古住宅の購入を検討する際には、注目してみてください。

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