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更新日 : 18/04/15

修繕積立金の「値上げ理由」と「タイミング」

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修繕積立金は、ずっと同じではない

マンションの修繕積立金は、10~15年ごとに行われる大規模修繕に向けて、その費用を所有者全員で毎月積み立てるもので、所有している間は支払い続ける必要があります。

金額は購入時のまま据え置かれるケースは非常に少なく、必要に応じて途中で値上げされることが多いです。

値上げの理由は、大規模修繕の対象となる外壁、屋根、共用部(バルコニーやエントランスなど)、配管などは、一般的に古くなるにつれて劣化が進み、塗装や補修、交換などの費用がかさむことにあります。

また、工事費の値上がりや人手不足による人件費の高騰も、積み立てる金額に影響を及ぼします。

積立方式と値上げのタイミング

値上げのタイミングは、そのマンションが修繕積立金をどの方式で積み立てているかによって異なります。

国土交通省の「マンションの修繕積立金に関するガイドライン」によると、積立方式には①均等積立方式、②段階増額積立方式、③一時金徴収方式の3つがあります。具体的に見ていきましょう。

①均等積立方式

◇値上げのタイミング:大規模修繕終了後

長期修繕計画に基づいて、修繕費用を大規模修繕実施までの月数で割り、毎月同金額を積み立てる方式です。そのため、原則として大規模修繕実施までは値上がりしません。

ただし、工事終了後は次の大規模修繕に向けて金額の見直しが行われるため、劣化具合などに応じて値上がりする可能性は少なくありません。

②段階増額積立方式

◇値上げのタイミング:数年おき

その名のとおり、数年ごとに段階的に積立金額が値上がりする方式です。現状では、この方式を採用しているマンションが多いようです。

③一時金徴収方式

◇値上げのタイミング:必要に応じて

月々の修繕積立金の負担は抑えておき、工事が近づいた時点で一時金としてまとまった金額を徴収する方式です(修繕積立一時金)。

なお、新築の分譲マンションは購入時に、予測される不足分を補うために「修繕積立基金」として、ある程度まとまった金額を徴収するケースが多いです。

また、長期修繕計画に盛り込まれていないグレードアップ工事(エントランスの改良、バリアフリー改修、ゴミ置場の整備など)を行う場合も、一時金の支払いが必要になります。

中古マンションは、金額をよく確認しよう

中古マンションの場合、販売広告に記載されている修繕積立金の金額は、広告を制作した時点のものです。購入時期によっては、その後に金額から値上げしている場合もあります。

購入したいマンションが見つかったら、実際に支払うことになる修繕積立金の金額をはじめ、積立方式、大規模修繕の時期、グレードアップ工事の予定、積立金の値上げのタイミングについても確認しておきましょう。

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