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更新日 : 18/03/26

「管理準備金」と「修繕積立基金」とは?

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回答者:ファイナンシャル・プランナー 北見久美子

<質問内容>  新築マンションの広告に、「管理準備金」と「修繕積立基金」という項目があり、どちらも未定になっています。「管理費」「修繕積立金」とどう違うのでしょうか?また、いくらぐらいかかるのでしょうか?(東京都新宿区 31歳 会社員 女性)

回答:「管理準備金」はマンションの管理費用として、「修繕積立基金」は将来の大規模修繕のために使われるお金で、どちらも購入時に必要な一時金です。

 新築マンションの購入時に必要な費用

「管理準備金」と「修繕積立基金」は、どちらも新築マンションの購入時に必要な費用です。簡単に言うと、マンション入居後に毎月支払うことになる管理費と修繕積立金とは別に、最初に一時金としてまとまった金額を支払うものです。

管理準備金とは?

マンションは「管理が命」と言われますが、管理の元手となる費用は住人が管理組合に毎月支払う管理費です。

その用途は清掃、備品や消耗品の交換、小修繕、火災保険料、管理組合の運営費など多岐にわたります。

新築マンションの場合、管理組合で使用する備品を購入したり、保険に加入するなど最初にかかる費用が多いため、管理費の支払いを待っていては動けないことがあります。

そこで、「管理準備金」を集めてスムーズな管理を行えるようにするのです。金額は物件により異なりますが、数万円程度のことが多いです。

修繕積立基金とは?

マンションは、一般的に築12年前後に最初の大規模修繕が行われます。その際にかかる修繕費の原資となるのが、住民が毎月支払う修繕積立金です。

積立金額は長期修繕計画に基づいて算出され、大規模修繕の時期までに住人全員で積み立てていくことになります。

「修繕積立基金」とは、修繕積立金の一部を新築購入時に支払うもので、毎月の積立金額を抑えるという目的があります。

金額は物件の規模や構造、所有する住戸の広さなどによって異なりますが、修繕積立金の50カ月分前後のケースが多いようです。

 

「管理準備金」と「修繕積立基金」はどちらも一括で支払う必要があります。新築マンションを検討している方は、諸費用の一部として準備しておきましょう。

 

(プロフィール)北見久美子 きたみ・くみこ CFP(ファイナンシャル・プランナー)&消費生活アドバイザー。個人相談数千件の経験を生かし、「ライフプランに生かすお金の活用法」など、全国各地で住まいに関する講演を行っている。雑誌などでも連載多数。主な著書に『親のお金の守り方』『助成金がわかる本』『50歳からのお金のきほん』などがある。日本FP協会会員。

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