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あんしん住宅購入術
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更新日 : 17/12/22

広告から耐震性や住宅ローン控除、管理費など知るコツは?

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回答者:ファイナンシャル・プランナー 北見久美子

<質問内容>

中古マンションの広告から、耐震性や管理費、また住宅ローン控除が適用される物件かどうかなどを知るには、どこをどう見ればいいのでしょうか?また、抑えるべきポイントや注意点も教えてください。(東京都豊島区 33歳 会社員 独身)

回答:建築年月日、専有面積、管理費、修繕積立金、諸費用をチェックしましょう

耐震性は「建築年月」をチェック

一定の耐震性能を備えた中古マンションを購入する位は、「新耐震基準」によって建てられた物件を選びましょう。該当するのは1981年(昭和56年)6月1日以降に建築確認を受けた住宅となります。

しかし、広告には建築確認を受けた年月日が記載されていません。そこで注目したいのが「建築年月」欄です。

建物は建築確認後に着工され、完成までに1年半程度かかります。したがって、建築年月が1983年以降であれば、「新耐震基準」をクリアしている可能性が高いと言えます。

小規模マンションなどは工期の短いケースもありますので、正確な年月日は不動産会社に聞きましょう。

一方、「新耐震基準」ができる前に建てられたマンションのなかにも、元々の造りがしっかりしていて耐震性の高い物件や、後から耐震補強工事を行い「新耐震基準」をクリアしている物件もあります。

そのような物件は、広告のキャッチコピーや特徴の欄に「耐震補強工事済み」「耐震基準適合証明書あり」「新耐震」などと書かれていることが多いです。

住宅ローン控除は「建築年月」と「専有面積」をチェック

中古マンションの購入で住宅ローン控除を受けるには、2つの条件があります。その一つが築年数です。

「建築年月」欄を見て、築25年以内なら問題ありません。ただし、それ以上に古いマンションでも、「耐震基準適合証明書あり」ならOKです。先述のように、キャッチコピーや特徴の欄をチェックしましょう。

もう一つは、登記簿上の専有面積が50㎡以上であることです。広告の「専有面積」欄に「○○㎡(登記)」「○○㎡(内法)」「○○㎡(公簿)」などのいずれかで、50㎡を越えていれば大丈夫です。

しかし、「○○㎡(壁芯)」と書かれていて、50㎡台前半の場合は要注意です。壁芯とは壁芯面積のことで、壁の厚みが面積に含まれる測定方法です。

登記簿上の面積より5%程度、数値が大きくなっているため、条件を満たしていない場合があります。

「○○㎡」のように面積だけが記載されている場合も、壁芯面積の可能性が高いです。購入したい物件の登記簿面積が不明の場合は、遠慮なく不動産会社に確認しましょう。

毎月の管理費金は「諸費用」欄でわかる

マンションを購入すると、ローンの返済とは別に維持管理費が毎月かかります。広告のなかの「管理費」「修繕積立金」の欄を見ると、毎月かかる金額が記載されています。

維持管理費の支払いは、ローン返済が終わっても続きますので、内訳も含めてよく検討しましょう。「諸費用」や「その他費用」欄も確認が必要です。

借地権付きマンションの場合は、「地代○○円/月」などと記載されています。駐車場代や駐輪場代、町内会費などもここでわかります。

 

(プロフィール)北見久美子 きたみ・くみこ 

CFP(ファイナンシャル・プランナー)&消費生活アドバイザー。個人相談数千件の経験を生かし、「ライフプランに生かすお金の活用法」など、全国各地で住まいに関する講演を行っている。雑誌などでも連載多数。主な著書に『親のお金の守り方』『助成金がわかる本』『50歳からのお金のきほん』などがある。日本FP協会会員。

 

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