LIXILリアルティ.comスマートおうち探し

あんしん住宅購入術
LINEで送る

更新日 : 17/10/10

住まい選びで夫婦の意見が分かれたら?

4fcbd9005cea8de92b4ee439d0a36ade_s

ファイナンシャル・プランナー 北見久美子

<質問内容>

気に入ったマンションを見つけました。私は買いたいと思うのですが、妻はなんとなく不満があるようです。こんな時の上手な話し合いのコツを教えてください。(埼玉県草加市 32歳 会社員/妻32歳 主婦)

<回答>

お互いの感想や希望、考えを書き出し、一覧表にすると客観的に見ることができ、スムーズに話し合うことができます。

夫婦の考えが一致することは少ない

住宅は人生で一番高い買い物になります。夫婦のどちらかが乗り気でないのに購入に踏み切ると、せっかく手に入れたマイホームの喜びが半減したり、早ばやと買い替え願望が生じてしまうこともなきにしもあらずです。

ご質問のように夫が乗り気なのに対して、妻が乗り気でないということも珍しくありません。むしろ夫婦の考え方が一致することのほうが少ないと考えたほうがよいでしょう。

2人の意見や気持ちが一致したうえで購入するのがベストであることは言うまでもありません。

その方法とは?答えはシンプルで、よく話し合うことが一番のカギです。では、どんな形で話し合うとお互いの思いを共有しやすいか、ちょっとしてコツをご紹介しましょう。

お互いの感想や希望を「見える化」する

まず、話し合いながら物件に対するお互いの感想や希望、考えを書き出し、一覧表にしてみます。それぞれの考えや食い違っている点が明らかになり、話し合うべきポイントが明確になります。

面積、間取り、環境、交通の便、築年数、価格などポイントはいろいろあり、気になる点を挙げるときりがありません。

そこでおすすめしたいのが、良いと思う点についてなぜそう思うのか、あるいはなぜ嫌なのか、一言ずつコメントを書き込みます。

どんな点を重視しているか、書くことで互いの考えが理解できるだけでなく、自分の気持ちも明確になり、判断しやすくなります。

たとえばこんな感じです。

●物件データ:A市B町 メゾンTOKIO 3階 75㎡ 3LDK

表

妻が乗り気でないとき、夫が妻を説得しがちですが、これは要注意です。 説得は上手くいかないことが多い

女性は一般的に、すんなりと素直に受け入れられないことは、時間が経ってもなかなか忘れないものです。「いいわよ」と口では言っても、いざ住み始めると小さな不満をいろいろと口にしがちです。

特に妻が専業主婦の場合など比較的家にいる時間が長いご家庭では、できるだけ妻の希望を尊重するほうが夫婦円満につながります。

時間をおき、別の物件を見に行く

妻の気持ちを動かすには少し時間をおいて、複数の別の物件を見に行くのもひとつの方法です。その際、前述のように表を作って、物件ごとに感想を書き出すと、客観的に見ることができます。

また、妻の言い分を否定せずに、とことん聞くというように夫が態度を改めるだけで、妻は抵抗なく物件を見ることができるでしょう。住宅選びをお互いに理解し合う良い機会ととらえて、じっくりと向き合いましょう。

(プロフィール)

北見久美子 きたみ・くみこ

CFP(ファイナンシャル・プランナー)&消費生活アドバイザー。個人相談数千件の経験を生かし、「ライフプランに生かすお金の活用法」など、全国各地で住まいに関する講演を行っている。雑誌などでも連載多数。主な著書に『親のお金の守り方』『助成金がわかる本』『50歳からのお金のきほん』などがある。日本FP協会会員。

ページの一番上へ