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あんしん住宅購入術
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更新日 : 17/07/04

リノベーションマンション購入のチェックポイントは?

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回答者:ファイナンシャル・プランナー 北見久美子

<質問内容>

新築マンションを購入しようと思っていたのですが、インターネットでエリアや間取りが条件に合う築20年のリノベーションマンションを見つけました。中古は考えていなかったのですが、価格も新築より安めで、きれいなので迷っています。今度、内見に行くのですが、どんな点をチェックしたらよいでしょうか?(埼玉県川口市 35歳 会社員)

回答:リノベーションマンションは新築並みの機能が魅力です。しかし、あくまでも中古物件ですので工事内容、変えなかった箇所、使い勝手などをしっかり確認しましょう。

 新築と中古の良さを兼ね備えた、ハイブリッドマンション!?

都心部を中心にリノベーションマンションの販売が増え、人気を呼んでいます。その理由は、新築並みの設備や内装を備えながら、中古の良さが最大限に生かされていることです。リノベーションマンションには、次のようなメリットがあります。

・コミュニティができ上がっており、購入前に物件や街の雰囲気を確認できる。

・新築に比べて価格が2割~4割程度割安い(物件によって異なる)。

・人気エリアの場合は価格の目減りが少なく、将来の売却にも有利。

・自分でリフォームすることなく、購入後すぐに入居できる。

・リフォームローンを別に組む必要がなく、資金計画がシンプル。

後悔しないための、4つのポイント

リノベーションマンションを内見に行くと、新築のようにきれいなため、ついチェックの目が甘くなりがちです。しかし、どんなに工事を美しく仕上げていても、中古物件であることに変わりはありません。

一般的に、リノベーションマンションとして売り出される物件は築浅のものは少なく、築20年以上のマンションも珍しくありません。見た目で判断すると思わぬ後悔をする可能性もあります。内見の際は、次の点をチェックしましょう。

・工事内容(設備、仕様、内装などを、どこをどのように変えたか)

・リノベーションしなかった部分(古いままの設備など)

・使い勝手(大胆なリノベーションで動線が悪くなっているケースもある)

・共用部分の劣化状態(専有部分だけがきれいでは、住環境として十分でない)

千差万別のリノベーション物件

実は、「リノベーション」という言葉には定義がありません。そのため、リノベーション済みをうたった物件は、新築並みに再生されたものから、壁や床を張り替えて見た目をきれいにした程度のものまで玉石混交なのが実情です。

そんななか、一般社団法人リノベーション住宅推進協議会が定めた一定の品質基準をクリアした「適合リノベーション住宅」も販売されています。

「適合リノベーション住宅」は、きちんと検査をしたうえで必要な改修工事を施し、その記録を住宅履歴情報として保管することが義務付けられていますので、安心感は高いといえます。興味がある方は、不動産会社に問い合わせてみましょう。

(プロフィール)

北見久美子 きたみ・くみこ

CFP(ファイナンシャル・プランナー)&消費生活アドバイザー。個人相談数千件の経験を生かし、「ライフプランに生かすお金の活用法」など、全国各地で住まいに関する講演を行っている。雑誌などでも連載多数。主な著書に『親のお金の守り方』『助成金がわかる本』『50歳からのお金のきほん』などがある。日本FP協会会員。

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