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あんしん住宅購入術
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更新日 : 16/12/19

新しい住宅に住むと、水道光熱費がアップすると聞きますが対策はありますか?

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回答:ファイナンシャル・プランナー 北見久美子

質問内容

賃貸住宅に住んでいますが、1年以内にマイホームを購入する予定です。新居に引越しをすると水道光熱費が上がるという話をよく聞きます。できるだけ費用が抑えられる家を探すコツはありますか?(東京都調布市 30歳 主婦)

回答:「省エネ」項目を意識して探しましょう。

住宅購入後、半数以上が「水道光熱費アップ」と回答

新しく住宅を購入すると、従来より光熱費や水道代が上がるケースが多いようです。

フラット35でおなじみの住宅金融支援機構が、マイホームを購入した人を対象に行った調査(2014年度住宅取得に係る消費実態調査。期間は2014年1月から6月)によると、購入後に「光熱費・水道料が増えた」と答えた人は16.9%。「やや増えた」は人33.8%。合計すると、半数以上の50.7%の人が負担が増加したと答えています。

主な理由は、賃貸に住んでいた頃より居住スペースが広くなったり、部屋が増えたことにあります。家族が別の部屋で過ごすことが増えれば、照明やエアコンの台数も増加します。戸建てでは、外の照明を夜遅くまで点灯することも多いでしょう。

なお、新しく購入したマイホームは新築(注文住宅、建売住宅、マンション)、および中古(戸建て、マンション)を含みます。

では、水道光熱費を節約する方法を見ていきましょう。

熱を逃げにくくする「断熱性」「二重サッシ」

光熱費を抑えるには、物件探しの段階で、省エネを意識してチェックしていくのが有効です。まず気密性、断熱性が高いほうが熱は逃げにくく、外気も遮断できます。「断熱材」が効果的に使われている家で、窓ガラスも複層ガラスや二重サッシになっていると理想的です。

また、風が通る家は夏のエアコン使用を抑えられます。窓が空気の流れやすい配置になっていることを確認しましょう。

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浴室・浴槽や照明も省エネタイプを

浴槽が大きくなると、それだけ水道料金がアップします。残り湯を洗濯や掃除に使うことができれば、その分を節約できます。浴室のそばに洗濯機が置けるスペースがある設計になっていると、手軽に残り湯を利用することができるでしょう。

照明はLED、センサー付きなど、省エネタイプがよいでしょう。たとえば、年間電気代を比較すると白熱電球(60W相当)は2920円、電球型蛍光灯は650円、電球型LEDは510円となります(資源エネルギー庁「省エネ性能カタログ2016年夏版」より)

入居前に選択できるなら、購入代金は少々高くなっても省エネタイプを選んだほうが、長い目で見ると節約できます。

家計簿で光熱費を記録

そして、もう一つおすすめしたいのは、今から家計簿をつけて光熱費などを記録しておくことです。季節ごとの変動パターンや、転居後にどう変化したかがつかみやすくなり、積極的に省エネをする気が出てくるからです。

最近は、スマートフォンのアプリで手軽に家計簿がつけることができます。ぜひ、トライしてみてください。

きたみくみこ プロフィール
CFP(ファイナンシャル・プランナー)&消費生活アドバイザー。個人相談数千件の経験を生かし、「ライフプランに生かすお金の活用法」など、全国各地で住まいに関する講演を行っている。雑誌などでも連載多数。主な著書に『親のお金の守り方』『助成金がわかる本』『50歳からのお金のきほん』などがある。日本FP協会理事。

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