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あんしん住宅購入術
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更新日 : 16/11/14

二世帯住宅が孫の成長に与える影響

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あらためて注目される二世帯住宅

現在、国が目指している「1億総活躍社会」は少子高齢化に歯止めをかけ、年齢、男女を問わず、家庭、職場、地域などあらゆる場所で誰もが活躍できる社会を目指すものと言われます。その実現のためには多角的な対策が必要ですが、その柱の一つとして子育てや介護と仕事を両立できる体制作りが急務となっています。

そんななか、あらためて注目されているのが二世帯住宅です。

●孫に大きなメリットをもたらす祖父母との同居

二世帯住宅は親子が家事や子育て、介護などで助け合えるだけでなく、祖父母との同居は孫にも大きなメリットをもたらします。実際、どのような影響があるのでしょうか?

旭化成ホームズ「二世帯住宅研究所」が。30年前に二世帯住宅に住んでいた孫たちを対象に行った意識調査(2015年)があります。サザエさん一家で言えば、成長したタラちゃんが、子供時代に祖父母と暮らした体験について、どう思っているのか聞いた調査です(調査時点の孫の平均年齢は、未婚の孫:30.9歳、既婚の孫:37.1歳)。

具体的に見ていきましょう。

大人になった9割の孫が、祖父母との同居に満足

孫たちに同居の評価について聞いたところ、なんと9割の人が祖父母との同居を「よかった」と答えています(大変よかった:43%、まあよかった:47%)。

満足度が高い孫たちに共通していることは、祖父母に遊んでもらったり、誕生日を祝ってもらったり、食事の世話をしてもらうなど、日常的にさまざまな交流を体験していることです。大人になった孫たちは、具体的に次のような点がよかったと答えています。

・年配者と自然に話ができるようになる

・高齢者に優しい子になる

・挨拶ができ、礼儀正しくなる

・生活文化や習慣の違いに関心をもつ

子供は、学校の友達や両親以外の世代と身近に関わることで、世の中にはさまざまな人が暮らし、価値観も多様だということを自然に受け入れていくことができるようです。

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高齢者や弱者への思いやりの心が自然に育つ

一般に、祖父母と暮らした孫は、世の中には弱者という存在があることを自然に理解し、いたわる気持ちが身に付くといわれています。それはなぜなのでしょうか?

調査のなかで、孫たちが祖父母に対してどんな手伝いをしていたかを尋ねています。

それによると、最も多かったのは「話し相手になる」(63%)、次いで「荷物を運ぶ」(42%)、「様子を見に行く」(42%)、「買い物をする・買い物につき合う」(34%)でした。

高齢者と一緒に暮らすと日常的に必要なことで、特に難しいことではありませんが、実はそれらが介護の現場で求められることなのです。

二世帯住宅で育った孫たちは、高齢者とのコミュニケーションの取り方や、どんなサポートをすると喜ばれるかなどについて、家庭のなかで自然に学んだり汲み取ったりしているのです。

成長期に高齢者と触れ合うことは、孫の情操や社会性を育む上で、少なからず良い影響を与えているといえそうです。

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