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あんしん住宅購入術
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更新日 : 16/09/26

住宅購入後の「家計の不安」を解消する方法(Q&A)

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ファイナンシャル・プランナー 北見久美子

<質問〉住宅購入後、家計を維持していけるかどうか心配です。

年収は平均的で頭金も貯まっていますが、4000万円の物件の購入に踏み切ってよいのか不安があります。子供の教育費もかかるので、どう考えたらよいか頭を悩ませています。何をポイントに決めればよいでしょうか?(神奈川県川崎市 42歳 会社員)

<回答>購入前に資金計画を立てて、購入後の家計の推移を把握しましょう。

マイホームを購入する前に資金計画を立て、購入後の家計がどう推移していくか具体的に把握しましょう。それができれば今後の生活設計や安定した生活を送るための対策を講じることができます。気持ちが前向きになり、購入するにしろ予算を下げるにしろ、あなたにとって賢明な選択ができるでしょう。

購入後の家計の推移を把握するためのポイントを見ていきましょう。

ポイント1:ローン返済スタートから老後までの長期資金計画を立てます

ほとんどの方にとって、マイホームは人生で一番高い買い物でしょう。初めて購入する場合は、住宅ローンを借りることも長期返済も未経験ですから、不安になるのは無理もありません。家を購入することは、誰にとっても大きな決断といえます。

不安は、「よくわからないもの」に対して抱きがちです。そこでおすすめしたいのが、マイホーム購入後の家計の推移を具体的に把握することです。

そこで、ぜひローン返済開始から老後までの長期の資金計画(ライフプラン)を立ててみましょう。家族の年齢やライフイベント(入学、卒業、就職、退職など)を踏まえて、収入、生活費、教育費などの予定額を記入した表を1年ごとに作成します。

インターネットで「資金計画」と検索すると資金計画表の見本や実例がたくさんヒットしますので、参考にしてください。

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ポイント2:何が必要かを見極め、対策を立てましょう

資金計画を立てることによって、よくわからなかった「住宅購入後の家計の状態」が見えてきます。同時に、ローンを返済しながら安定した生活を送るためには、今からどうすることが必要なのか具体策を考えるきっかけとなります。

例えば、「現在の収入で4000万円の住宅を購入した場合、50代で貯金が底をつく可能性もある」「10年後に教育費がかかるから、子供が小さいうちに繰り上げ返済をした方がよさそう」「10年間、金利が優遇されるローンを選ぼう」「子供たちの進学は高校までは公立にしてもらおう」「2年に1度、家族旅行をするには、月々の返済額は○円以内にすべき」などです。

全体のバランスを考えて購入予算を下げたり、パートに出て収入を増やすことを考えるなど、購入に向けてどうすべきか賢明なアクションを起こすことができます。

ポイント3:ライフプランのシミュレーションサイトも利用してみましょう

資金計画は自分でも作成できますが、ファイナンシャル・プランナーに依頼する方法もあります。最近では不動産会社にもファイナンシャル・プランナーの資格を持ったスタッフがいるところもありますので、相談してみるとよいでしょう。

また、インターネットで家族の年齢や年収、住宅の価格など必要事項を入力するだけで、ライフプランのシミュレーションをしてくれる便利なサイトもあります。

上手に活用してみてください。

住宅金融支援機構 資金計画シミュレーション:
http://www.simulation.jhf.go.jp/type/simulation/sikinkeikaku/openPage.do

スルガ銀行「ライフプランシミュレーション」
http://www.surugabank.co.jp/life/

きたみ・くみこ プロフィール
CFP(ファイナンシャル・プランナー)&消費生活アドバイザー。個人相談数千件の経験を生かし、「ライフプランに生かすお金の活用法」など、全国各地で住まいに関する講演を行っている。雑誌などでも連載多数。主な著書に『親のお金の守り方』『助成金がわかる本』『50歳からのお金のきほん』などがある。日本FP協会理事。

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