LIXILリアルティ.comスマートおうち探し

あんしん住宅購入術
LINEで送る

更新日 : 16/02/05

日本初の分譲マンションからマンションの資産価値を考える

felbrigg-estate-1144782_640

日本初の分譲マンションってご存知でしょうか?

「四谷コーポラス」という物件で、1956年(昭和31年)に日本開発によって分譲されました。(四谷コーポラス画像 google)

5階建て、28戸 四ツ谷駅から徒歩5分という立地にあり、現在でもマンションとして使われております。

当時の分譲価格は3LDKで230万円、大卒の初任給が13000円程度なので、現在の価値でいうと3500万円くらいになります(大卒初任給20万円で積算)。

さて、この「四ツ谷コーポラス」、現代の基準からみると、外見は豪華でもないですし、共用部分も賃貸マンションのようです.

しかし、現在でも中古が2000万円程度で取引され、賃貸でも15万円程度の家賃で貸し出されているのです。

単純計算で、資産価値は60年で1500万円程度しか下がっていません。

さて次にご紹介するのは「コープオリンピア」です。(wikipedia)

表参道に面しており、JR原宿駅をでるとすぐ目の前にあります。

1965年(昭和40年)に東京コープから分譲された地上11階 地下2階 164戸のマンションです。

当時、3000万円~1億円超で分譲され、日本最初の億ションと言われています。

富裕者層をターゲットに設計されており、当時ほとんどなかったコンシェルジュサービスがあり、屋上にはプールまで設置されています(現在は使えないようですが)。

さて、この「コープオリンピア」、現在でも8000万円~3億円程度で取引されています。賃貸でも30万円~80万円程度で貸し出されているようです。

ビンテージマンションといわれる「コーポオリンピア」ですが、当時購入していれば、価値が全く落ちていないばかりか、逆に価値が上がっていることになります。

つまり、この物件を購入した人はお金を損していないばかりか、長年、ただで家に住んでいるのと同じ効果があるということです。(当然管理費、修繕積立金は別にかかります。)

この2つ物件は日本のマンション黎明期に登場し、いまだに高い価値を維持しています。

これらに共通するのは立地のよさです。立地はマンションの資産価値を維持する肝とも言えます。

逆に、分譲価格が安くても立地の悪いマンションは資産価値の面からいうと注意が必要です。

マンションは一般に、購入した途端に20%価値が落ちると言われています。

だからこそ分譲価格の安さだけで判断せず、立地を十分検討することが必要です。(T.S)

ページの一番上へ