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あんしん住宅購入術
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更新日 : 15/12/21

気疲れしない二世帯住宅のつくり方

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「二世帯住宅」は、誰と同居するかが大事

少子高齢化の影響もあり、二世帯住宅の良さが注目されるようになってきました。親世帯と子世帯が二世帯住宅で助け合って円満に暮らすには、プランニングの段階で考えておきたいことがあります。

それは、親世帯と暮らすメンバーは誰か?ということです。「娘夫婦」か「息子夫婦」かでポイントが変わる可能性がありますので、あらかじめ注意しておきましょう。

●新しい家族は娘夫婦?息子夫婦?

二世帯住宅では、必ず新しく家族になる人がいます。娘夫婦+親世帯なら「娘の夫」、息子夫婦+親世帯なら「息子の妻」です。個人差もありますが、この人たちは一般的に実の親子よりストレスや気使いも大きいと言えます。この「新しい家族」がご機嫌で暮らせるかどうかがプランニングの重要なポイントとなります。

どこまでスペースを共有するのか?

二世帯住宅でよく問題になるのが、「どこまでスペースを共有するか」でということです。同居する家族が娘夫婦の場合と息子夫婦の場合について考えてみましょう。

●「娘夫婦+親世帯」で気をつけたいこと

共有スペースの代表ともいえるキッチン。「娘夫婦+親世帯」の場合、母娘が実の親子であるため、キッチンが同じでもトラブルにはならず、家事の協力もスムーズでしょう。

一方、トイレや浴室などを共有するかどうかはライフスタイルを考慮して決める必要があります。特に、仕事で夜遅く帰宅した「娘の夫」が入浴に気を使うようなら、世帯ごとに浴室を設けたほうがよいでしょう。

また、リビングを共有にする場合は、「娘の夫」がホッとくつろげる空間(個室、書斎など)を作るのがおすすめです。

●「息子夫婦+親世帯」で気をつけたいこと

同居するのが息子夫婦の場合、家事を行う女性同士が元は他人です。

個人差もありますが、すべての家事を一緒にやろうとすると、料理の味付けや段取り、掃除の仕方や洗濯物の畳み方など細かなことの違いから、お互いにストレスを感じることもあります。女性に元気がなくなると、家の中は沈みがちになりますから、できるだけ家事がしやすい間取りにすることが大切です。

息子夫婦と同居の場合は、キッチンや洗濯室は世帯ごとに分離したほうがうまくいきやすいでしょう。たとえば、共有で使うメインのキッチンとは別に、個々に専用のサブキッチンを設けるもの一案です。

また、共有スペースが多い間取りにする場合は、「息子の妻」が気兼ねなく過ごせる部屋を設けることが望ましいでしょう。

プライバシーと助け合いを両立させるには?

二世帯住宅を検討する人の多くは、「適度な距離感を保ちつつも、親子のコミュニケーションをとり、助け合って暮らしたい」と望んでいることと思います。しかし、ライフスタイルや価値観は人によって異なるため、家族でよく話し合って、より良い住まいの形をつくりましょう。

もし、子世帯が共働きなら、留守中の子供(親世帯にとっての孫)の面倒を親に見てもらったり、急な雨で洗濯物を取り込んでもらったりするでしょう。そんな時、建物内で行き来できるようにしておくと便利です。親世帯としては、いざという時、すぐに駆けつけてもらえるという安心感が得られます。

●二世帯住宅、プランニングのポイント

・新しく家族に加わる人(娘の夫、息子の妻)がくつろげる空間を設ける

・家事スペースは別々のほうがストレスは少ない

・浴室、洗面所、トイレは生活リズムの違いを考慮し、共有か分離かを決める

・玄関を共有にするとコミュニケーションがとりやすい

・住居内で行き来できると、困ったときに助け合いやすい

プランニングの際は、先に世帯内での希望や意見をまとめ、コンセンサスをとった上で、世帯間で話し合うのがコツ。話がまとまりやすく、スムーズに運びやすくなります。

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