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あんしん住宅購入術
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更新日 : 15/10/16

築40年以上!築古団地、マンションをリフォームする際の5つの注意点

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最近、団地のリフォームがちょっとしたブームになっています。無印良品とUR団地がコラボレーションして、昔ながらの団地をおしゃれで、現代的にリフォームし、賃貸するプロジェクトが行われています。(団地リノベーションプロジェクト

昔から団地に住んでいる住民にとっては、若い人達に団地に住んでもらい、コミュニティーを活性化するねらいがあります。また、これから住む人にとっても、昔からの団地は立地条件もよく、周辺に緑も多い為、良好な住環境に住める利点もあります。

また、団地以外でも、築年数が古くても、立地、管理がよいマンションは、資産性を維持した価格で流通しています。中にはビンテージマンションとして、高額で取引されている物件もあり、自分流にリフォームして住むという方も多くなっています。

さて、こうした古い集合住宅でも、リフォームによって、新築と見紛うような内装、設備にすることはできます。しかし、築年数が古い集合住宅は、建てられた当時には主流だった構造、仕様が、現代の基準に合わず、リフォームを行う上での制約になってしまうこともあります。物件の検討とともに、次の5つの点も頭にいれておきましょう。

1.間取り変更ができない

古いの集合住宅は部屋を区切る壁に、コンクリートで作られた「撤去できない壁」と、木材で作られた「撤去できる壁」が混在しているものがあります。もし部屋を広くしたり、間取りを変更したい場合、動かしたい壁が、「撤去できる壁」かどうかを確認する必要があります。

2.大きなお風呂、大きな化粧台が入らない

古いの集合住宅のお風呂は、モルタルにタイルを貼った、湿式工法でつくられていることがあります。その場合、現在のユニットバスのサイズ規格に合わて浴室内のスペースが作られているわけではない為、お風呂スペースにぴったりのユニットバスをいれることが難しく、ワンサイズ小さなユニットバスをいれなければならないことがあります。

また、化粧台がなく、洗面器のみのお風呂もあります。洗濯機が室内になく、ベランダに置かれていることもあります。このような場合、現在のように、浴室、洗面、洗濯機が隣接した間取りにするには、今までなかった化粧台、洗濯機を置くスペースも考慮しなければならず、脱衣室が狭くなることがあります。設置できる化粧台の大きさ、洗濯機の大きさにも制約がでる場合もあります。

3.配管が通らない

古い集合住宅では、床下に、配管のスペースがなく、コンクリートの中に給水管、排水管、ガス管が埋めこまれている場合があります。これらの配管を移設する場合、コンクリートを削って配管を通し直すことが必要になる場合があります。しかし、管理規約によって、コンクリート部分を削ることが禁止されている場合があります。

また、瞬間湯沸かし器を使った流し台から、システムキッチンに変更する場合、給湯器からコンロまでガス管をひいてくる必要があります。また排気ダクトを通すスペースも検討しなくてはなりません。排気ダクトを通すスペースがない場合は、梁のようなダクトスペースを設置することが必要です。

4.夏暑く、冬寒い

古いサッシは気密性、断熱性が現在のサッシより低いため、夏暑く、冬寒い場合があります。サッシは共用部分になる為、勝手に交換はできません。サッシ内側に2重サッシの設置を検討することも必要です。

また、古い集合住宅では最上階、最下階、角住戸では、建物の壁、床、天井に断熱材が入っていないこともあり、夏暑く、冬寒くなることもあります。

5.電気容量不足、水圧が低い

古い集合住宅では、最新の家電を使うには、電気容量が足りない場合があります。また、階数にもよりますが、高層階の水圧が低く、シャワーが弱わくなったり、浴槽のお湯を溜めるのに時間がかかったりする場合があります。

古い集合住宅を購入してリフォームをする場合には、これらのことを頭にいれておきましょう。技術的に対応できるものもありますが、管理組合の規約で工事に制限がかかっていることもあります。管理組合への確認も大事なポイントになります。(T.S)

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