LIXILリアルティ.comスマートおうち探し

あんしん住宅購入術
LINEで送る

更新日 : 15/09/05

やさしい不動産用語④ー手付金(てつけきん)

purse-503959_640

売買契約の時に買主は売主に手付金を支払います。もし契約後に、売主が「やっぱり売るのやめた!」と言えば買主は困りますし、逆に買主が「やっぱり買うのやめた!」と言えば売主は大変困ってしまいます。売主は物件を引渡しを、買主は代金を払うことを、簡単にはやめられないように手付金はあるのです。

ですので、手付金を支払った後に、売主、買主のどちらかが契約をやめようとした場合、下記のようなペナルティが課せられます。

・買主は契約を解除する場合に支払った手付金を放棄しなければならない

・売主は契約を解除する場合手付金の倍の金額を買主に支払わなければならない

かなり重いペナルティとなりますので、売買契約は後戻りができない気持ちで望む必要があります。しかし逆に言うと、このペナルティを支払えば、損害賠償責任などは負わず、きれいさっぱり契約は白紙にもどります。これを解約手付と言い、不動産取引ではこの解約手付が一般的です。当然ですが、引渡しされた後(契約が履行された後)には、手付金を放棄、倍返ししても契約は白紙に戻りません。

また、手付金と勘違いされやすいものに申込金というものがあります。例えば新築マンションや建売などで気に入った物件があった場合、他の購入希望者に取られないように、物件を一時的におさえてもらう為に10万円程度を販売業者に支払うものです。申込金は、契約が成立しなければ、全額返却されるものです。

手付金の金額は、特に決まっていません。通常、完成している物件だと代金の10%程度、未完成の物件は5%程度が多いと思います。また、買主は、手付金を現金や小切手で支払う必要がありますので、売買契約時に現金を用意する必要があります。買主は、手持ちの現金が少なければ、売主に手付金の額を下げる交渉もできます。逆に売主としては、手付金の額を下げすぎると、売主の契約解除のハードルが下がりますので注意が必要です。

売主が不動産会社(売主が個人でない場合)だった場合、もし手付金を払った後、その不動産会社が倒産してしまったらどうなるでしょう。またもし、悪い不動産会社がいて、手付金をもらったまま夜逃げしてしまったら・・・。買主は、手付金は戻らないし、建物も引き渡されないことになってしまいます。そこで、売主が不動産会社の場合は個人の買主を保護する為に下記のような手付金の規定があります。

未完成物件の場合、売買代金の5%以下かつ1000万円以下

完成物件の場合、売買代金の10%以下かつ1000万円以下

これを越える手付金を受領する場合、売主の不動産会社は手付金の保全措置を行う必要があります。もし不動産会社が倒産しても、手付金は戻ってくることになります。また不動産会社は、保全措置をとった場合でも、売買代金の20%を超える手付金を受領することはできないことになっています。(T.S)

<その他おすすめブログ>
やさしい不動産用語①ー取引態様(とりひきたいよう)
やさしい不動産用語②ー駅徒歩5分(えきとほごふん)
やさしい不動産用語③ー用途地域(ようとちいき)
やさしい不動産用語④ー手付金(てつけきん)
やさしい不動産用語⑤ー定期借地権(ていきしゃくちけん)

ページの一番上へ