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あんしん住宅購入術
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更新日 : 15/09/24

耐震改修工事の種類・流れと、費用を知っておこう

071550地震に強い家に住むことは、地震国・日本に住む私たちの共通の願いでしょう。中古住宅を買って耐震改修をしようとお考えの方も多いことと思います。計画を立てる際、あらかじめ耐震改修工事の流れや費用などを知っておくと便利です。

耐震診断の専門家探しから、工事依頼までの流れ

①専門家に耐震診断を依頼する

耐震診断を行う検査業者に依頼する方法、居住地の市区町村(建築行政部局)に連絡して紹介を受ける方法、(財)日本建築防災協会のホームページに公開されている建築士事務所名簿から探すなどの方法があります。

②耐震診断を受ける

専門家は以下の3段階で、住宅の劣化状態や問題点などを診断します。

1.予備審査:設計図や増改築履歴を調べる。
2.現地調査:実際に建物の現況を調べる。
3.評価:調査結果をもとに、耐震性能を4段階で評価する。

<評点と評価>

1.5以上:倒壊しない
1.0以上1.5未満:一応倒壊しない
0.7以上1.0未満:倒壊する可能性がある
0.7未満:倒壊する可能性が高い

評点が1.0未満の場合は、対策が必要となります。

③診断結果をもとに、耐震改修計画を立てる

診断結果について専門家から詳しく説明を受け、改修が必要な箇所を確認します。そのうえで、予算や希望を伝え、改修計画と工事の設計書を作成してもらいます。疑問点は遠慮なく質問しましょう。

④リフォーム業者に費用の見積りを依頼する

作成してもらった設計書をリフォーム業者(工務店など)に提示し、工事費用の見積りを依頼し、見積りが上がってきたら内容の説明を受けます。見積りを複数に依頼し、比較検討して1社に絞るのがベターです。

業者の選定は、金額だけでなく、工事の内容や使用する材料をよく聞いて判断します。不明点は質問し、納得の上で発注しましょう。※上記、耐震診断から工事までワンストップで行う業者もあります。

⑤着工

工事スタート。

耐震改修の種類と、費用のめやす

耐震改修工事は、主に3つの方法があります。特徴をおさえておきましょう。

A:外壁を撤去して外部から補強する方法

工事の過程で土台・柱・筋交い・断熱材などの状態を確認でき、最も確実に補強が行える方法です。ただし、工事が大がかりになるため費用は高めです。

B:内壁を撤去して室内から補強する方法

建物が密集した市街地など、外壁を撤去がしにくい場合に適しています。Aの場合と同様、工事の過程で土台・柱・筋交い・断熱材などの状態を確認できます。

C:外壁を撤去せずに、外部から補強する方法

工事が簡単で短期間で行えますが、土台・柱・筋交い・断熱材などの状態を確認できないため、A・Bより正確性は劣ります。

●断熱リフォームを同時に行うのがおすすめ

AやBのように壁を撤去する場合、おすすめしたいのが断熱リフォームをセットで行うことです。冷暖房費の節約だけでなく、室内と屋外の温度差による結露やカビの発生を防ぐこともできます。

●費用のめやす

耐震改修工事の費用は100万円未満から500万円以上と、住宅の状態や工事内容によってばらつきがありますが、最も多いのは100万円~150万円程度です。

・外壁 13万~15万円/幅910mm
・内壁 9万~12万円/幅910mm
・屋根 1.5万~2万円/㎡
・基礎 4万~5.5万円/㎡

※(財)日本建築防災協会「木造住宅の耐震改修の費用」より

●自治体の助成や融資制度を利用して、負担を軽減しよう

国や自治体では、住宅の耐震改修を後押しするため、耐震診断を無料で行ったり、工事費用を補助・融資する制度も設けています。補助内容は自治体により異なりますので、ホームページや窓口で確認しましょう。

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