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更新日 : 15/07/28

中古マンション購入時の窓の結露対策(おうち閑話)

結露
こんにちは、LIXILリアルティのT.Sです。先日のエコカラットのお話をした時にも書きましたが、窓につく結露は非常に厄介なものです。以前、私は築25年のマンションに住んでいました。当然、窓ガラスは今主流になってきた複層ガラスではなく、昔ながらの単板ガラスでしたので、結露の量が半端なく、冬はいつも窓周りがびっしょり、来る日も来る日も数時間ごとに窓を拭いておりました。奥さんは「結露との戦いに疲れた・・・」と嘆いておりました。

結露の原因は温度差と湿気。冷蔵庫から出したビール瓶が曇ったり、ラーメンを食べるときに眼鏡が曇るのと同じ原理です。原因を元から断たない限り、結露との戦いは終わることはありません。結露を無くす為には、温度差と湿度を抑える必要があります。普段からできる対策としては、換気扇をまわしたり、窓を開けて換気したりすることになります(冬には酷ですよね)。

さて、中古マンションを内見する時に窓周りのクロスに水が流れた後があったり、カビでクロスが黒くなっているのに気づくことがあります。これは結露が酷い、または前のオーナーが結露を拭かずに放置していたことが考えられます。単板ガラスを使っている物件などでは、築年数が新しくても結構見かけます。もしそのような物件を購入されるのでしたら入居前に結露対策のリフォームを検討してはいかがでしょう。

マンションで結露対策をする場合、既存の窓は共用部になりますので、勝手にガラス交換することはできません(管理組合の了承があればよいですが)。ですので窓の結露対策をするには、既存の窓の内側にもう一つ窓を設置する2重サッシが候補となります。2重サッシは既存の窓と内側の窓の間に空気層がはさまる為、室内外の温度差が緩和され結露が発生しにくくなります。また窓が2重になっている為、防音面でも効果があります。デメリットとしては部屋の中に内窓のスペースが少し出っ張るということ。2つの窓がある為、開け閉めが手間ということです(結露の酷い時期だけ内窓を閉めれば、それほど手間ではないですが)(LIXIL 2重サッシ インプラス)。

最近では、もう一つ2重サッシと組み合わせて使うと効果的なものがあります。壁に断熱材を貼ってしまうという方法です。結露は内外の温度差が激しい北面の壁によく発生する傾向があります。例えば北面の壁の内側に冷蔵庫などに使われる真空断熱材を貼り付けます。真空断熱材の厚みは30mm程度ですので、それほど部屋が狭くなることなく、内外の温度差を緩和できます(LIXIL 真空断熱材 ココエコ)。

もし、結露を放置した場合、壁のカビだけでなく、壁に使われる石膏ボードが腐ったり、窓枠の木部が腐ったり、フローリングの変色や、表面の痛みに繋がりますので、入居前に結露対策を考えておくと、「結露との果てしない戦い」に疲れる果てることがないかもしれません。(T.S)

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