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あんしん住宅購入術
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更新日 : 15/08/10

戸建住宅の寿命は適切なメンテナンスでのびる

点検2
日本では長い間、「木造住宅の寿命は30年くらい」といわれてきました。日本の戸建て住宅のほとんどは木造ですから、これではやっと住宅ローンを支払い終えた頃には、建て替えが必要になってしまいます。「30年もたてば価値がなくなるのだから、手をかけても無駄」とあきらめる人も少なくありません。

近年、この考え方が見直されつつあり、「古くなったら建て替える」から「家を長持ちさせ、快適に住み続けたい」に変化してきています。そこで欠かせないのが、メンテナンスです。適切にメンテナンスを行えば、長持ちさせることはもちろん、新築時より住み心地を高めることも可能です。

購入後、早い時期に長期修繕計画を立てよう

メンテナンスで重要なことは、適切なサイクルで行うことです。そのためには、住宅を取得したら、自分なりの「長期修繕計画」を立てておくこが不可欠です。長期修繕計画とは、住宅の部位・設備ごとにメンテナンスの内容とともに実施時期、概算費用などを含めた全体的な修繕プランのことです。計画を立てる際、住宅の販売会社、建築会社、設計事務所などに相談してみるとよいでしょう。また、高額になる修繕もありますので、計画に沿って日頃から費用を積み立てて、確保しておくと安心です。

メンテナンスのサイクルは、部位や内容によって異なります。屋根の防水・葺き替えや外壁の塗り替えなど足場を組んで行う大規模な工事は10~15年ごとが目安です。これらは工事費がかさむので、実施時期を分散したくなりがちですが、できるだけまとめて行うほうが効率的で費用面でも無駄がありません。また、修繕や設備交換の際に性能もアップすれば(外壁の断熱性を高める、サッシをペアガラスに変えるなど)、住み心地だけでなく資産価値も高まります。

 <修繕・メンテナンス時期の目安>

・5年ごと   :外部の木部・鉄部の塗り替え、床下の防蟻処理
・10~15年ごと:屋根の防水工事、外壁の塗り替え
・15年ごと    :給湯器・浴室・洗面所・キッチンなどの設備交換

早期発見・早期対処が長持ちのコツ

住宅建物の状態は、築年数が同じでも気候や立地条件、住まい方によっても変わります。したがって、当初に立てた長期修繕計画は、実情に合わせて見直すことも必要です。人間の体と同じで、住宅も不具合が起きて気づくまでに時間がかかることが多いものです。例えば、雨漏りは、発生してから室内に影響が出るまでに数カ月かかり、その間、屋根裏など見えないところでダメージが広がっています。不具合の早期発見・早期対処が、住宅の長持ちに直結しますので、修繕計画とあわせて点検計画も立てておくと安心です。

<点検時期の目安>

日頃の手入れによって異なりますが、以下のサイクルを目安に点検しましょう。

・1年ごと:郵便受け、門、塀、警報・防犯装置
・1~2年ごと:木部(バルコニー、濡れ縁など)
・2~3年ごと:モルタル壁、サイディング壁、鉄部、金属板葺きの屋根、雨どいなど
・3~5年ごと:アルミ部(バルコニーなど)
・4~5年ごと:土台、床組
・5~6年ごと:瓦葺きの屋根
・10~15年ごと:柱、梁、室内の壁、天井、小屋組、階段など

フラット35「マイホーム維持管理ガイドライン」より

なお、自分で点検できない箇所や、劣化の判断が難しい箇所は、建物検査の専門家に依頼しましょう。

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