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更新日 : 15/07/20

マンション構造、RC、WRC、SRCって何?

工事現場

マンションの広告を見ていると、物件概要の「規模・構造」欄に「RC造」「WRC造」「SRC造」などと記載されています。これらはマンションの構造をあらわしています。さて、それぞれどのような構造をさしているのでしょうか?

RC造のRCは、補強された(Reinforced)コンクリート(Concrete)の頭文字で、いわゆる「鉄筋コンクリート」構造のことです。簡単に言うと、鉄筋で建物の躯体(骨組み)をつくり、その鉄筋の周りにコンクリートを流し込んで補強します。2005年に世間を騒がせた耐震偽装事件は、コンクリート内部の鉄筋の本数を偽装したものでした。

RC造の特徴は、鉄筋とコンクリート両方の良さをあわせもっていることです。鉄筋は引っ張られる力に対して強く、コンクリートは圧縮される力に強いので、2つを一緒にすることで強度を高めています。さらに、空気に触れると錆びやすい鉄の短所をコンクリートが補っていまです。耐火性、遮音性、耐震性に優れているRC造は、多くのマンションで採用されています。

RC造のマンションには「ラーメン構造」「壁式構造」という2つの工法があります。「ラーメン構造」は、昔からの木造住宅と同じ、柱と梁を鉄筋とコンクリートで作り、建物を支える構造です。柱と梁に力がかりますが、壁には力がかからない為、開口部を設けやすく、設計の自由度が高いという利点があります。住む人にとってのデメリットは、室内に柱や梁の凹凸ができてしまうことです。

「壁式構造」は「WRC造」と呼ばれ、柱と梁を使わず。壁(Wall)、床、天井の面で建物を支える工法で、箱を積み重ねるイメージです。3階から5階建て以下の低層マンションに見られる構造です。壁は建物を支えるよう厚く頑丈になる為、「ラーメン構造」より遮音性や耐震性に優れているのが特徴です。阪神淡路大震災でも、WRC造のマンションのほとんどは軽微な被害にとどまっていたといわれています。ただし、壁で建物を支えている為、大きな開口部をとりにくく、設計の自由度は低くなります。

SRC造は、1923年に起きた関東大震災を教訓として地震国・日本で生まれ、発達してきた構造です。「鉄骨鉄筋コンクリート」構造のことで、鉄骨を支柱として、その周りに鉄筋をくみ、コンクリートを流し込んで、柱、梁を作ります。RC造の強さに、鉄骨(Steel)を鉄骨ならではのしなやかさがプラスされることで耐震性に優れてます。高層マンションはSRC造で建てられることが多いです。デメリットは、RC造に比べて建築コストが高いことです。

マンションの広告を見るときに、どのような構造で建てられているか見てみると、更に物件の興味がわいてくると思います。

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