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あんしん住宅購入術
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更新日 : 15/06/01

頭金「物件価格の2割」は必要か?多い方が有利だが無理は禁物!

ローン悩み

頭金がなくても買えるが、あるとなしでは大違い!

最近では、頭金ゼロでも買える家が増えてきています。長い不景気で貯蓄が思うようにできなかった方でも、マイホームに手が届きやすい状況だと言えます。しかし、「頭金がなくても買える」=「頭金がなくても問題はない」ではありません。結論から言えば、頭金はないよりあったほうがいいのです。頭金があれば、その分住宅ローンの借入額を減らすことができますので、当然、返済額が少なくて済みます。

・頭金の金額で、総返済額はこんなに差が出る

たとえば物件価格3000万円として、頭金による返済額の違いを見てみましょう(金利3%、固定金利、30年返済の場合)。①は毎月返済額、②は総返済額です。

・Aさん(頭金0)
①12万7000円
②4554万円

・Bさん(頭金300万円※)※物件価格の1割
①11万4000円
②4098万円

・Cさん(頭金600万円※)※物件価格の2割
①10万2000円
②3643万円

AさんとBさんの返済額の差は毎月1万3000円、合計456万円の差が出ます。

AさんとCさんでは毎月の差は2万5000円、合計911万円もの差となります。

さらに、購入時にかかる「諸費用」のうち、ローン手数料も頭金があると安くなります。これは、ローン手数料が借入額に応じて計算されるためです。

ほかにもある、頭金のメリット

頭金があることのメリットは、返済額が少なくて済むだけではありません。ほかにも、以下の利点があります。

・頭金が2割以上だと、「優遇金利」が受けられる

頭金があることで、店頭金利より低水準の「優遇金利」を受けられるケースも少なくありません。多くの金融機関が、「優遇金利」適用の基準を「頭金が物件価格の2割以上あること」としています。つまり、貸す側の金融機関は頭金の額によって、借り手の信用度を見極めているのです。

・将来の売却時のリスクを回避しやすい

多くの場合、住まいは購入時が一番高く、購入後は値下がりします。これが何を意味するかというと、住まいはあなたが買った金額より、安い金額でしか売れないということです。「売るつもりはないから、関係ない」と思われるかもしれませんが、住み替えや様々な理由で住まいを売却する可能性は、どんな人にもあります。頭金が少ないほど、売却代金でローンを完済できず、不足分を調達しなければならない可能性が高くなるのです。その点、頭金で借入額を少なくしておけば、売却時のリスクは軽減しやすいといえるでしょう(当然、エリア、時代背景により購入金額より高くうれる場合もありますが、将来確実に高くうれる保証は何もありません)。

 最低生活費の6カ月分程度、手元に残しておく

頭金が多いほど、毎月のローン返済が楽になることはお分かりいただけたと思います。しかし、頑張りすぎて貯金をすべて頭金にあててしまうことは避けましょう。思いがけない出費や、急病などでしばらく働けなくなっても困らないように、ある程度の生活費を手元に残しておくと安心です。頭金のほかに用意したい現金の目安は、諸費用(物件価格の1割程度)と生活費(6カ月分)以上です。今から用意するのは難しい場合は、親に援助してもらうのも一案です。住宅取得のための資金を贈与してもらう場合、一定額以内なら非課税になる制度(住宅取得等資金贈与の非課税特例)もありますので検討してみてはいかがでしょうか?

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