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あんしん住宅購入術
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更新日 : 14/10/27

資産価値を維持する住宅メンテナンス

「きちんと手入れをして、長く住む家」が価値をもつ時代に

アメリカやヨーロッパでは50年、100年と住み続けられている住宅が数多くあります。丁寧にメンテナンスされた古い建物は人気があり、新築より資産価値が高く評価されているほどです。日本にも長寿の家屋がありますが、一般的な住宅は築25年~35年が建て替え時期の目安とされ、住宅の寿命が欧米よりずっと短く考えられがちです。新築の家は気持ちのよいものですが、まだ使える住宅を建て替えてしまうことは資源の大きな無駄づかいでもあります。

政府はそうした状況を踏まえて「良い家を作り、きちんと手入れして、長く使う」社会に移行することが重要だとして、現在さまざまな政策を実施しています。たとえば「既存住宅瑕疵保険(中古住宅用の保険)」「耐震基準適合証明証(耐震性能クリアの証明)」等が付保できる住宅に税制の優遇措置を設け、中古住宅の資産価値の向上とともに、中古住宅の流通促進、リフォーム市場の環境整備を進めています。今後は、欧米のように住宅を長持ちさせ、資産価値を維持し、高めることが重視される時代になっていくと考えられます。

修繕・補修によって、建物の寿命は大きく変わる

住宅の寿命や資産価値は、住む人のメンテナンスによって大きく変わります。家は建てられた後から劣化が始まり、やがて傷みが発生します。しかし、しっかり手入れをし、必要に応じ修繕や補修をしていけば建物の寿命を何倍ものばすことができます。マンションの場合は修繕費用を積み立て、計画に基づいてメンテナンス工事が行われますが、一戸建てはいつ、どのようにメンテナンスを行うかを住む人が決めなければなりません。ポイントは、傷みはできる限り小さいうちに修繕すること。劣化が進むほど費用がかかり、場合によっては建て替えという事態になりかねません。定期的にチェックして、建物の保全を心がけましょう。

メンテナンスのよい家は、高く売れやすい

家を大切にし、きちんと手入れをして住むことは何より自分にとって気持ちがよいものですが、将来売却することになった場合、同じ築年数でもメンテナンスのよい住宅の方が高く評価されます。傷みがあると評価は相当低くなり買い手はなかなかつきません。人に貸す場合も高い家賃は望めないでしょう。これからは公的年金の先行きが不透明な時代です。老後の資金を確保するためにも住宅の寿命を延ばし、資産価値の維持・向上をはかることが大切です。
また、中古住宅を購入するときは、建物の状況を客観的に評価した「建物診断」が済んでいる物件を選ぶと安心です。または調査会社に建物診断を依頼することもできます。診断結果は今後の修繕計画を立てる資料として役立ちます。なお、住んでからメンテナンス工事やリフォームをしたときは、図面を履歴として保管しておきましょう。次回の工事をスムーズにし、資産価値を維持・向上させていくための大切な資料となります。

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